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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2010年2月7日(日)2回京都4日目11R
第15回シルクロードS(GIII)
4歳以上 芝1200m ハンデ
【波乱含み・ハイペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
87.0 6 12 アルティマトゥーレ 牝6 55.5 横山典弘 先行 外目好材
88.0 2 3 ショウナンカザン 牡5 56 藤田伸二 先行 追切瞠目
81.8 1 2 シンボリグラン 牡8 54 デムーロ 差し 恵ハンデ
81.4 4 8 シャウトライン 牡6 56 浜中 俊 先行 速度互角
× 82.5 3 6 ラインブラッド 牡4 55 福永祐一 差し 差はない
84.3 3 5 プレミアムボックス 牡7 57.5 幸 英明 追込 切れ随一
82.1 5 9 エーシンエフダンズ 牡6 55 小牧 太 先行 大穴なら
85.1 8 16 エイシンタイガー 牡4 57 池添謙一 先行 当然主力
87.0 2 4 トウショウカレッジ 牡8 57 川田将雅 差し 久々何の
75.0 8 15 フィールドベアー 牡7 57 秋山真一郎 差し 初距離で
82.0 1 1 グランプリエンゼル 牝4 55 岩田康誠 差し 狙い目だ
80.1 7 14 エノク 牡6 56 生野賢一 差し 見縊れぬ
75.0 4 7 アーバンストリート 牡6 55 上村洋行 追込 状態懸念
75.0 5 10 キルシュブリューテ 牝6 52 石橋 守 追込 一概には
81.2 7 13 レディルージュ 牝4 54 武  豊 差し 稽古不満
80.1 6 11 ドラゴンウェルズ 牡7 55 藤岡佑介 追込 デキは良

芝千二3210ショウナンカザン◎。1F長い千四の前2戦(GII)でも0.2、0.3秒差。今回ベストの千二で57→56キロ、格段に相手も軽くなったここは勝機濃厚。相手筆頭は横山典アルティマトゥーレ。京阪杯8着で55.5キロ(実質トップハンデ)は見込まれたがこの馬の好走パターンは外枠を引いたとき。外からプレッシャーを受け難い今回の12枠なら◎逆転まで。相手妙味は久々でも調整急ピッチ・トウショウカレッジ。落鉄の3走前除けば芝千二3210エイシンタイガー、トップハンデ57.5は実力の証プレミアムボックス、前2戦ここ出走の有力馬と殆ど差のないラインブラッド。次点9,1,2。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
12
3
2
8
6
○アルティマトゥーレ
◎ショウナンカザン
…シンボリグラン
…シャウトライン
×ラインブラッド
横山典弘
藤田伸二
デムーロ
浜中 俊
福永祐一
3人気
4人気
6人気
9人気
7人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
12
3-12
12-3
2-3-12
12-3-2
590円
1,950円
4,130円
9,680円
45,980円

レース回顧
○アルティマトゥーレが力の違いを見せつけ◎ショウナンカザン以下に1馬身3/4差の圧勝劇。見解にも記したがこの馬は外からプレッシャーをかけられると脆い馬。きょうはスローで逃げたショウナンカザンの外め2番手から気分良く先行できたことが最大の勝因。絡むと思われた浜中シャウトラインが控えたことも幸い。この辺りは例によって藤田、横山典の貫録勝ちといえよう。アルティマは状態確実にアップの次走3/28高松宮記念がラストラン、今回同様うまく外目枠引けば最有力だろう。◎に推したショウナンも自分の競馬をしての2着。勝ち馬には完敗も3着以下には完勝、やはり千二がベストの馬。レース後藤田も「よく踏ん張ったが相手が強かった」と素直に脱帽。3着争いが熾烈。シャウトラインが粘るところインからデムーロ・シンボリグラン。58キロ背負って0.2秒差の京成杯から4キロ減の54キロ、鞍上も大幅強化とあればこの結果も至当。1人気エイシンタイガーは大外枠響き8着、2人気レディルージュは15着惨敗。坂路追いでかなりささっていた。状態が本当でなかったのだろう、こんなに大負けする馬ではない。さて横山典が止まらない。24勝(特別11勝)でリーディング独走/4週連続重賞制覇。2位の武豊17勝(特別1勝・重賞ゼロ)とはまさに雲泥の差。「いい馬に乗せてもらっているだけ」といたってクールな横山典だがすべてがいい方向に回っている印象。長丁場滅法得意の横山典。5週連続重賞制覇が懸かる来週のダイヤモンドSヒカルカザブエも当然要マーク。


 

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