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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2010年1月17日(日)1回中山6日目11R
第50回京成杯(GIII)
3歳 芝2000m 別定
【伏兵数多・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
84.6 8 13 エイシンフラッシュ 牡3 56 横山典弘 差し 勝ち負け
82.1 4 4 アドマイヤテンクウ 牡3 56 安藤勝己 追込 末脚確実
82.3 1 1 レッドスパークル 牡3 56 藤田伸二 自在 脚質安定
× 81.8 7 11 フラガラッハ 牡3 56 田中勝春 先行 豪脚披露
80.1 5 6 アースステップ 牡3 56 吉田隼人 追込 末切れる
82.6 4 5 ログ 牡3 56 北村浩平 先行 軽視禁物
80.0 2 2 ローグランド 牡3 56 吉田 豊 差し 3走前注目
81.7 5 7 ブルーグラス 牡3 56 松岡正海 差し 台頭十分
82.2 6 9 タイムチェイサー 牡3 56 後藤浩輝 先行 更に前進
80.0 7 10 テンノウセイ 牡3 56 北村宏司 差し 大穴候補
80.1 8 12 トーセンマリーン 牡3 56 木幡初広 差し 未知魅力
80.4 3 3 フーガフューグ 牝3 54 的場勇人 追込 紅一点!
79.8 6 8 ブルーソックス 牡3 56 クラストゥス 先行 ダート向き

ラジオNIKKEI杯0.2秒差5着アドマイヤテンクウ、東スポ杯0.3秒差3着レッドスパークルの実績上位は明白だが、目下の勢い/上昇度で優るエイシンフラッシュ◎。ハイレベルの萩Sは折合い欠き3着も続くエリカ賞の勝ちっぷりに大器の片鱗。距離二千2戦2勝の実績も一枚抜けている。大外枠に一抹の不安も鞍上乗れている横山典、勝ち負けは確実だろう。相手探し。前記2騎=1.4はもちろん有力だが狙って妙味は2走前アドマイヤテンクウと0.2秒差ログ、新馬勝ちのレースぶり鮮やかタイムチェイサー、デビュー戦の末脚/最終追いの動き光ったフラガラッハ。以下7,3,12。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
13
4
1
11
6
◎エイシンフラッシュ
△アドマイヤテンクウ
▲レッドスパークル
×フラガラッハ
…アースステップ
横山典弘
安藤勝己
藤田伸二
田中勝春
吉田隼人
1人気
3人気
2人気
4人気
9人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
13
4-13
13-4
1-4-13
13-4-1
220円
670円
1,050円
780円
3,170円

レース回顧
千通過1.03.2、マイル1.40.8という超スロー。実質ラスト2F(11.4-11.4)のみ、直線だけのヨーイドンの競馬。スローを見越して安勝アドマイヤテンクウ逃げ。というか安勝が逃げたからこその、この超スロー。本来ログがハナ切らねばならないところなのだが安勝に睨まれては前に行けぬ北村浩。全く同様の光景が土曜京都11R大和S(安勝セレスハント、渡辺アンクルリーサム)でも見られた。末脚自慢の馬に逃げられてはそのままかと思われたが◎横山典エイシンフラッシュ。さながらエリカ賞のリプレイを見るかのような熾烈な直線の追い比べ。外から馬体を併せ重圧で捻じ伏せる形でハナ差捕らえた。アドマイヤも並ばれてから必死に差し返す根性みせ3着レッドスパークルに2馬身。血統的には勝ち馬よりこちらのほうが将来性十分、今後が楽しみな馬である。レッドからアタマ差4着にフラガラッハ。5頭出走の関西馬が掲示板独占かと思われたが僅かにログをクビ差交わしてアースステップ。それにしても西高東低の構図は今年の3歳も変わらず、今更ながらだが関西馬強し。今週の若駒Sでルーラーシップがどんな勝ち方を見せるか、もしヒルノダムール、エクセルサス、ダノンスパシーバあたりに負けるようならヴィクトワールピサ、ローズキングダムの強さがますます浮き彫りになる。


 

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