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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2009年12月27日(日)5回中山6日目10R
第54回有馬記念(GI)
3歳以上 芝2500m 定量
【悲願達成・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
90.6 5 9 ドリームジャーニー 牡5 57 池添謙一 追込 渾身仕上げ
× 89.4 1 2 ブエナビスタ 牝3 53 横山典弘 追込 形振構わず
87.3 3 6 エアシェイディ 牡8 57 後藤浩輝 追込 古豪健在
91.3 8 16 フォゲッタブル 牡3 55 ルメール 差し 本格化成る
85.0 2 4 マイネルキッツ 牡6 57 三浦皇成 追込 掲示板迄
87.0 7 14 セイウンワンダー 牡3 55 藤田伸二 差し 常に健闘
88.1 4 7 マツリダゴッホ 牡6 57 蛯名正義 先行 中山の鬼
89.1 6 11 イコピコ 牡3 55 内田博幸 差し 条件合う
83.0 7 13 シャドウゲイト 牡7 57 田中勝春 追込 大望は酷
80.0 3 5 コスモバルク 牡8 57 五十嵐冬樹 先行 五輪精神
91.6 2 3 ミヤビランベリ 牡6 57 吉田隼人 先行 好枠利し
89.7 8 15 ネヴァブション 牡6 57 北村宏司 自在 最適条件
89.8 4 8 リーチザクラウン 牡3 55 武  豊 逃げ 己との闘い
89.0 6 12 テイエムプリキュア 牝6 55 熊沢重文 先行 前走再現
87.7 1 1 アンライバルド 牡3 55 デムーロ 差し 復権期す
85.7 5 10 スリーロールス 牡3 55 浜中 俊 先行 脚光再び

◎はここに来ての充実目覚しいミヤビランベリ。距離二五3-0-0-0、ジャガーメイルに5馬身差圧勝の目黒記念、アーネストリーを子供扱いのAR共和国杯の内容から今年のメンバーなら通用十分。単騎逃げリーチザクラウンの2番手追走から直線堂々と抜け出す。強敵は上昇度No.1・愈々本格化成った良血フォゲッタブル、ここ目標に渾身の仕上げ・宝塚のデキに戻ったドリームジャーニー。無論逃げるリーチザクラウンは見限れず、不安要素満載ブエナビスタも勝つまでは?も上位食い込み十分。最大の穴馬はここ最適条件ネヴァブション。次点11,12,7。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
9
2
6
16
4
▲ドリームジャーニー
×ブエナビスタ
…エアシェイディ
○フォゲッタブル
…マイネルキッツ
池添謙一
横山典弘
後藤浩輝
ルメール
三浦皇成
2人気
1人気
11人気
4人気
12人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
9
2-9
9-2
2-6-9
9-2-6
400円
740円
1,510円
5,460円
18,890円

レース回顧
大方の予想通り武リーチザクラウンの逃げで始まったが千通過58.4のハイラップ。本来なら1頭大逃げの形となるはずがミヤビランベリ、テイエムプリキュア、シャドウゲイトも負けじと追随。そしてレースぶりが注目された横典ブエナビスタも5番手のイン先行。「ワンパターン騎乗」と揶揄された安勝から横典に替えた以上枠順的にもこの乗り方だろうと予測できたが、それにしても例の「前が見えなかった事件」のエリザベス女王杯以降、騎手個々の意識が前に行き過ぎている気がしてならない。そしてただでさえハイペースのところへ蛯名マツリダゴッホ。いつも以上に強烈な早め3角捲り。ラストランの見せ場だろうが自らもあえなく玉砕。然しこの馬のプレッシャーは相当で、秋天でもキャプテントゥーレら先行勢を壊滅させた。ハイペースで飛ばしたリーチ、ミヤビら先行勢はひとたまりもなく撃沈。池添ドリームジャーニーはスタートで出遅れ最後方追走も結果これが幸い。直線大外から小気味良いフットワークでグイグイ進出。粘るブエナビスタをゴール前力で捻じ伏せた。究極の仕上げで春秋連覇を果たしたドリームジャーニーは素直に評価。然しそれ以上に賞賛すべきはブエナビスタ。今回初めて後ろの馬に差されたわけだが、いうまでもなく先行して掲示板に上がったのはブエナのみ。戦前の数々の不安要素を吹き飛ばし、レースでは強豪牡馬に伍し超ハイペースのインと苦しい位置取り、3〜4角ではマツリダの凄まじい押圧にただ一頭耐え、直線はドリームとの壮絶な叩き合い。交わされてからも必死に差し返そうとするブエナの姿は見るものに感動を与えた。ドリームには半馬身屈したが3着以下には4馬身。前に行った分いつもの爆発力は影を潜めたものの改めてブエナの底力を見せ付けられた。馬券的には3着争いに絞られ、せめてBOXだけでもと願うがフォゲッタブルがエアシェイディにアタマ競り負け4着。この秋を象徴するラストとなった。今年のこの悔しさをバネに心機一転、来年の捲土重来を誓う。さて、レース後ブエナは相当疲れが出たようだが放牧でキッチリ立て直し、凱旋門でのウオッカとの女傑対決を見たいものである。余談だが「きょうに限っていえば安勝なら勝っていた」とレース後松田博調教師がぼやいたそうだが、それはない。安藤勝にも、横山典にも失礼であろうと思う。


 

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