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2009年5月31日(日)3回東京8日目10R
第76回日本ダービー(GI)
3歳 芝2400m 馬齢
【中心不動・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
87 1 1 ロジユニヴァース 牡3 57 横山典弘 自在 巻返期す
92 6 12 リーチザクラウン 牡3 57 武  豊 先行 逃げ宣言
× 87 5 10 アントニオバローズ 牡3 57 角田晃一 差し 稽古瞠目
80 4 7 ナカヤマフェスタ 牡3 57 蛯名正義 差し 上位窺う
92 1 2 アプレザンレーヴ 牡3 57 内田博幸 差し 対抗有力
85 7 13 シェーンヴァルト 牡3 57 北村友一 追込 軽視禁物
88 7 14 ゴールデンチケット 牡3 57 川田将雅 先行 大駆十分
85 3 5 マッハヴェロシティ 牡3 57 柴田善臣 先行 地力上位
84 2 4 トップカミング 牡3 57 幸 英明 差し 堅実無比
86 3 6 ケイアイライジン 牡3 57 松岡正海 差し 末脚堅実
80 2 3 フィフスペトル 牡3 57 安藤勝己 差し 一発目論
95 8 18 アンライバルド 牡3 57 岩田康誠 差し 我に敵なし
86 6 11 セイウンワンダー 牡3 57 福永祐一 差し 脚光再び
85 8 16 トライアンフマーチ 牡3 57 武幸四郎 差し 前走評価
80 4 8 ブレイクランアウト 牡3 57 藤田伸二 追込 一変あるか
75 7 15 アーリーロブスト 牡3 57 三浦皇成 先行 一本調子
86 8 17 アイアンルック 牡3 57 小牧 太 追込 大外強襲
87 5 9 ジョーカプチーノ 牡3 57 藤岡康太 先行 前走度肝

岩田アンライバルド◎。今さらいうまでもないが皐月賞がケタ違いの強さ。勝負処の4角過ぎまるでワープしたかのように他の17頭を一瞬の内に突き放した瞬発力はまさに超一流馬の証。大外18枠も包まれる心配がなく寧ろ好材。距離延長歓迎、渋馬場も問題なく名前どおり無敵。青葉賞完勝アプレザンレーヴ○、ハナ宣言リーチザクラウン▲。穴は毎日杯好内容2着ゴールデンチケット、NHKマイルC圧巻ジョーカプチーノ、調教瞠目アントニオバローズ。以下1,6,17。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
1
12
10
7
2
…ロジユニヴァース
▲リーチザクラウン
×アントニオバローズ
…ナカヤマフェスタ
○アプレザンレーヴ
横山典弘
武  豊
角田晃一
蛯名正義
内田博幸
2人気
5人気
8人気
9人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
1
1-12
1-12
1-10-12
1-12-10
770円
3,760円
7,870円
40,320円
201,960円

レース回顧
3強対決と謳われた皐月賞。そこで1.2人気に推されながら惨敗喫したロジユニヴァースとリーチザクラウン。3番手評価ながら圧勝のアンライバルドが今度は断然1人気。しかし結果は周知の通り。「人気と着順(結果)の乖離」についてはこれまで散々このレース回顧で語ってきたが、まさしく「永遠のテーマ」といっていいだろう。有体にいえば「まだはもう、もうはまだ」であり「人の行く裏に道あり花の山」ということ。40年ぶりの不良馬場で行われたダービー。たしかに道悪の巧拙も大きく影響した。しかし果たして良馬場でもどうだったろうか。あらためて競馬(ギャンブル)の本質を考えさせられた2009第76回ダービーであった。極めて抽象的なレース回顧となってしまった。敗因は語らねばならない。皐月賞で超確◎のロジユニヴァースをたった一回の敗戦で切り捨ててしまったこと、そして「逃げ先行馬絶対有利」のトップライン予想の基本スタンスを崩し、差し追込のアンライバルドを◎にしたこと、この2点が最大の敗着である。3連単20万馬券。またしても指数7位の馬が絡んで大魚を逸し切歯扼腕。大一番だからといって考え過ぎず、シンプルに当社セオリー通り「展開重視」の予想を貫いていれば簡単に獲れた馬券であった。捲土重来を期したい。
        




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