本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年4月19日(日)3回中山8日目11R |
第69回皐月賞(GI) |
3歳
芝2000m 馬齢 【3強激突・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
○ | … | ◎ | … | ▲ | 91 | 8 | 16 | アンライバルド | 牡3 | 57 | 岩田康誠 | 差し | 我に敵無し |
… | … | … | … | … | 82 | 2 | 4 | トライアンフマーチ | 牡3 | 57 | 武幸四郎 | 差し | 複穴候補 |
注 | … | △ | … | … | 84 | 7 | 15 | セイウンワンダー | 牡3 | 57 | 内田博幸 | 差し | 王者逆襲 |
… | … | … | … | … | 80 | 8 | 17 | シェーンヴァルト | 牡3 | 57 | 北村友一 | 追込 | 伏兵の域 |
… | … | ▲ | △ | × | 86 | 3 | 6 | ベストメンバー | 牡3 | 57 | 四位洋文 | 差し | 坂が合う |
… | … | … | ▲ | … | 84 | 1 | 2 | リクエストソング | 牡3 | 57 | 後藤浩輝 | 差し | 見限早計 |
△ | … | 注 | … | … | 84 | 6 | 12 | フィフスペトル | 牡3 | 57 | 安藤勝己 | 差し | 再度肉薄 |
… | … | … | … | … | 80 | 4 | 7 | ナカヤマフェスタ | 牡3 | 57 | 蛯名正義 | 差し | 久々割引 |
… | … | … | … | … | 80 | 7 | 14 | アントニオバローズ | 牡3 | 57 | 角田晃一 | 先行 | 一頓挫有 |
… | ▲ | … | … | … | 84 | 3 | 5 | ミッキーペトラ | 牡3 | 57 | 田中勝春 | 先行 | 流込狙う |
… | … | ○ | ◎ | ○ | 91 | 5 | 10 | ゴールデンチケット | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 先行 | 軽視禁物 |
… | ◎ | … | … | 注 | 87 | 2 | 3 | サトノロマネ | 牡3 | 57 | 北村宏司 | 先行 | 欣喜雀躍 |
▲ | ○ | … | 注 | △ | 86 | 8 | 18 | リーチザクラウン | 牡3 | 57 | 武 豊 | 先行 | 斬肉断骨 |
◎ | 注 | … | ○ | ◎ | 96 | 1 | 1 | ロジユニヴァース | 牡3 | 57 | 横山典弘 | 先行 | 戴冠目前 |
… | … | … | … | … | 82 | 7 | 13 | モエレエキスパート | 牡3 | 57 | 三浦皇成 | 差し | 差はない |
… | △ | … | … | … | 83 | 6 | 11 | アーリーロブスト | 牡3 | 57 | 福永祐一 | 先行 | 調教工夫 |
… | … | … | … | … | 80 | 4 | 8 | メイショウドンタク | 牡3 | 57 | 藤田伸二 | 自在 | 発馬次第 |
… | … | … | … | … | 82 | 5 | 9 | イグゼキュティヴ | 牡3 | 57 | 松岡正海 | 捲り | 激変あるか |
能力断然ロジユニヴァース◎。新馬勝ち後+26キロと大きく馬体を成長させ札幌2歳Sを快勝、その後ラジオNIKKEI杯、弥生賞の王道を歩み堂々4戦全勝。逃げ差し自在の脚質も魅力でまさに押しも押されもせぬ皐月賞大本命馬。前走弥生賞は調教代わりのような大楽勝だった。唯一不安はその大トビのフットワークからこの最内枠。インで包まれリズムを狂わされた際だが「この枠なら強気に行く」(横山典)。無敗の皐月賞馬誕生は目前。スプリングS覇者アンライバルドが最大の強敵だが狙って妙味は毎日杯好内容・調教瞠目ゴールデンチケット、5分の1の抽選突破の強運・延長歓迎サトノロマネ。勿論規格外のスピード馬リーチザクラウン、坂コース合うベストメンバーの台頭も十分。以下5,15,12。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
16 4 15 17 6 |
▲アンライバルド …トライアンフマーチ …セイウンワンダー …シェーンヴァルト ×ベストメンバー |
岩田康誠 武幸四郎 内田博幸 北村友一 四位洋文 |
3人気 8人気 4人気 15人気 5人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
16 4-16 16-4 4-15-16 16-4-15 |
610円 11,940円 18,390円 67,600円 390,930円 |
レース回顧
一昨年ヴィクトリー、昨年キャプテントゥーレとともに逃げ切り→騎手の心理は前→ハイペース→差し有利。終わってみれば単純な展開理論で片付けられる。しかし35年間馬券を買ってきた者からすればそれでも逃げ先行に拘る。ハイペース必至といわれながらも前々で決まり大穴となった例は枚挙に遑がない。全ては結果論。ディープインパクトが初めて2着に敗れた2005有馬記念。そのときハーツクライでなく何故タップダンスシチーなのか?という質問を数名の会員様から受けたがその時の回答を「レース回顧」ではなく「最新情報」に【有馬記念レビュー】として載せている。まだご覧になっていない会員様には一読いただきますと幸いです。 閑話休題。結果的に◎ロジユニヴァースは見解で記した通りの不安が的中。「強気に行く」はずがハイペースに付いて行けず馬群で揉まれ競馬にならず。△リーチもマイペースで行けねば脆い馬。昨年の再現狙って○川田ゴールデンチケットが押してハナ。しかし折り合い欠いたアーリーはじめ、ミッキー、メイショウ等に絡まれ昨年の千通過1.01.4とは大違い59.1のハイラップ(一昨年は59.4だが他馬から完全ノーマークの楽逃げ)。ゴールデンはじめ雁行状態で進んでいた先行勢は挙って4角で一杯。直線怒涛の如くドッと差し追込み馬に飲み込まれるわけだが圧倒されたのはやはり▲アンライバルド。余裕綽々右後方シッカリ安全確認を決めて追い出す岩田。坂上。駆け上がる脚色がケタ違い。ナタの切れ味とでも形容しようか。まさに「我に敵無し」。このまま無事なら5/31ダービーもほぼ決まりだろう。前潰れの展開に乗じた嫌いは否めぬが2.3着のトライアンフマーチ、セイウンワンダーもさすが血統馬という末脚。直線その2頭から押圧され大きく斜行して4着のシェーンヴァルトも惜しい競馬。府中に強いジャングルポケット産駒。ダービーは要マーク。13.14着と大敗喫したリーチ、ロジの巻き返しは厳しそうだ。 |