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2009年3月8日(日)2回中山4日目 11R
第46回弥生賞(GII)
3歳 芝2000m 馬齢
【大器登壇・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
98 8 10 ロジユニヴァース 牡3 56 横山典弘 先行 最有力!
× 83 2 2 ミッキーペトラ 牡3 56 田中勝春 自在 稽古動く
83 5 5 モエレエキスパート 牡3 56 松岡正海 先行 秘策練る
85 3 3 キタサンアミーゴ 牡3 56 川田将雅 自在 侮れない
87 8 9 ケイアイライジン 牡3 56 内田博幸 差し 陣営強気
92 4 4 アーリーロブスト 牡3 56 福永祐一 先行 完成度高
75 7 7 ハイローラー 牡3 56 中舘英二 差し 入着一杯
92 6 6 セイウンワンダー 牡3 56 岩田康誠 差し 2歳王者
70 1 1 リアライズナッシュ 牡3 54 柴田善臣 差し まず無理
70 7 8 レオウィザード 牡3 56 的場勇人 先行 苦戦必至

フィフスペトル、ナカヤマフェスタ、アントニオバローズ、アポロリバティーら有力処が挙って回避。馬券的興味は一気に薄れたがロジユニヴァースの◎は一層堅固となった。一戦毎の成長力/充実度は他を圧倒、関東馬ながらハイレベルの関西・札幌へ遠征し、着差を拡げながらの3連勝。その迫力十分の勝ちっぷりは優にGI級。能力断然、展開・状態面に一抹の不安も見当たらず鞍上も今年絶好調の横山典。ここも圧勝でクラシック最有力候補に名告。完成度高いアーリーロブスト○、2歳王者セイウンワンダー▲。終い随一ケイアイライジン、川田腕撫すキタサンアミーゴ、稽古動いたミッキーペトラ。以下5,7,1。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
10
2
5
3
9
◎ロジユニヴァース
×ミッキーペトラ
…モエレエキスパート
△キタサンアミーゴ
注ケイアイライジン
横山典弘
田中勝春
松岡正海
川田将雅
内田博幸
1人気
5人気
7人気
6人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
10
2-10
10-2
2-5-10
10-2-5
130円
1,930円
2,180円
8,620円
26,930円

レース回顧
「敵前逃亡」とまでは言い過ぎかも知れぬが見解に記したとおり有力馬が直前で続々回避。それだけ他陣営がロジユニヴァースには敵わぬとの判断を下したことに他ならない。右肩跛行のアントニオバローズ、左寛跛行アポロリバティーは別として、ロジかなわじとスプリングSに逃げたフィフスペトル、ナカヤマフェスタはスプリングではともかく、皐月賞では積極的には買いたくない馬だ。さて大方の予想を裏切って逃げた◎ロジユニヴァース。観客から驚きの喚声が上がったが、「レース前からこういう形も考えていた」(横山典)。アーリーロブストが控え、前走未勝利勝ちのミッキーペトラがハナなら超の付くスローはみえている。スタート後瞬時にそう状況判断し、無理に抑えず行かせた横山典。確かに冴えている。現に千通過は1.02.0の超スロー。最強馬に最高の乗り方をされては他馬の出る幕はない。ゴール前抑えて2馬身半。セイウンワンダー、アーリーロブストがトライアル仕様の造り/レースだっとはいえ、この着差は決定的だろう。2番手追走ミッキーペトラがそのまま残り2着。前走未勝利勝ち、尚かつ半年ぶりの実戦にしては頑張ったがコーナリングが危うい馬。3着にこれも積極的に好位のインで進めた松岡モエレエキスパート。△キタサンアミーゴがメンバー中最速の上がりで懸命にインを突くも届かず4着。「きょうは勝つというより3着以内の権利取りの競馬をした」(川田)。最後方待機のハラを決めた乗り方だったがこの遅い流れでは完全に裏目に出てしまった。痛恨の1.2.4着、◎×…(指数7位)で切歯扼腕。
    

 

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