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2009年2月22日(日)1回東京8日目 11R
第26回フェブラリーS(GI)
4歳以上 ダ1600m 定量
【強豪集結・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
80 8 15 サクセスブロッケン 牡4 57 内田博幸 先行 短縮好材
88 7 14 カジノドライヴ 牡4 57 安藤勝己 先行 勝機十分
83 1 2 カネヒキリ 牡7 57 ルメール 先行 完全復活
91 6 12 エスポワールシチー 牡4 57 佐藤哲三 逃げ 速度随一
86 8 16 フェラーリピサ 牡5 57 岩田康誠 先行 台頭十分
83 5 9 ヴァーミリアン 牡7 57 武  豊 先行 昨年覇者
80 6 11 アドマイヤスバル 牡6 57 川田将雅 差し 複穴候補
77 3 5 バンブーエール 牡6 57 松岡正海 先行 巻き返す
70 2 4 トーセンブライト 牡8 57 田中勝春 差し 大望は酷
79 4 7 ヒシカツリーダー 牡5 57 木幡初広 追込 地力強化
77 1 1 カフェオリンポス 牡8 57 勝浦正樹 追込 意欲連闘
× 80 5 10 ビクトリーテツニー 牡5 57 横山典弘 追込 前走不利
75 3 6 ナンヨーヒルトップ 牡4 57 柴田善臣 先行 前走以上
76 4 8 キクノサリーレ 牡4 57 後藤浩輝 差し 見限早計
77 2 3 サンライズバッカス 牡7 57 三浦皇成 追込 復権期す
70 7 13 オフィサー 牡7 57 福永祐一 差し 能力見劣

競馬は時計が全てではないが根幹距離のマイル(特にダート)では有力な能力基準の判断材料となる。◎エスポワールシチーの3走前の勝ち時計1.35.3(5馬身差楽勝)は翌週の武蔵野Sを0.7秒上回り、昨年のフェブラリーS勝ち馬ヴァーミリアンと同タイム。この時点で既にGIレヴェルの能力を示している。フェブラリーS(良)のレコードはカネヒキリの1.34.9だが3年前のもの。まだ重賞勝ちもない◎。実績ではカネヒキリ、ヴァーミリアンとは比べるべくもない馬だがそれを補って余りある勢い/上昇度。時計の裏付けも十二分。単騎逃げ確実、相手強化で寧ろ時計短縮の公算大、圧勝まであろう。素質相当カジノドライヴ○、府中巧者フェラーリピサ▲。直線一本に賭ける横山典ビクトリーテツニー×。以下15,11,7。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
15
14
1
12
16
…サクセスブロッケン
○カジノドライヴ
注カネヒキリ
◎エスポワールシチー
▲フェラーリピサ
内田博幸
安藤勝己
ルメール
佐藤哲三
岩田康誠
6人気
3人気
1人気
5人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
15
14-15
15-14
1-14-15
15-14-1
2,060円
4,710円
14,070円
5,730円
57,720円

レース回顧
世代交代は必ず起きるもの。そしてその瞬間は我々の想像より遥かに早く訪れる。所謂「まだはもう」である。よって、思わぬ好配当となる。その瞬間を逃さず捉え続けることが出来れば競馬で大金持ちになれる。実績では断然カネヒキリ、ヴァーミリアン。ここ一連のレースぶりから「まだ」大丈夫と感じていた方が大半だったろう。それゆえのこの好配当。しかし一連のレースで好成績を上げてはいたが「もう」ピークの強さではなく、最終追いも2頭ともに遅れていた。連戦の疲れもあったのだろうが世代交代のサインは明確に表れていた。当社も2頭を負かすのは4歳の上がり馬。そこまではよかったがよもやサクセスブロッケンとは・・・。レース見解で時計に執着したが◎エスポワールシチーの走破時計は1.34.8。従来のレコード(重馬場のメイショウボーラー1.34.7)を0.1秒更新、良では破格の大レコードである。しかしそれを上回る馬が何と3頭。1.34.6の同タイムでサクセス、カジノ、そしてカネヒキリ。素直にこの3頭の強さを認めるしかない。5着フェラーリピサも含め、掲示板に載った5頭は全てスタートからゴールまで1〜5番手の先行馬。それらが35前半で上がられては差し追込馬の出番はない。有力処が先行揃いだけに或いはビクトリーテツニーの末脚が活きるかとみて穴馬(×)に取り上げたものの全くの的外れとなった。これは短距離の差し馬ということがハッキリ。サクセスとテツニーは同指数80。黙って先行有利との見方を通せば5万馬券BOX的中であった。2009初っ端のGIを獲り逃し残念至極。然し必ずや本年度中に10万超は勿論のこと、50万、100万超クラスの爆裂万馬券を会員様にお届けすることをここに確約する。
   



 

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