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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2007年11月18日(日) 5回京都6日目 11R
第24回マイルチャンピオンS(GI)
3歳以上 芝1600m 定量
【混戦模様・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
89 4 8 ダイワメジャー 牡6 57 安藤勝己 先行 体調のみ
73 4 7 スーパーホーネット 牡4 57 藤岡佑介 追込 勢い随一
74 6 11 スズカフェニックス 牡5 57 武  豊 追込 前走離れ
74 6 12 アグネスアーク 牡4 57 藤田伸二 差し 強さ本物
83 5 9 カンパニー 牡6 57 福永祐一 追込 末脚炸裂
× 76 2 3 キングストレイル 牡5 57 岩田康誠 差し 前走不利
73 1 2 エイシンドーバー 牡5 57 ルメール 先行 久々でも
72 8 17 ベクラックス セ5 57 ムーア 差し 取捨微妙
73 7 14 ピンクカメオ 牝3 54 四位洋文 追込 食込十分
89 2 4 マイネルシーガル 牡3 56 後藤浩輝 先行 本格化!
77 7 15 ジョリーダンス 牝6 55 川田将雅 差し 安田3着
81 3 6 フサイチリシャール 牡4 57 ペリエ 先行 復活狼煙
71 5 10 トウショウカレッジ 牡5 57 池添謙一 追込 嵌まるか
72 1 1 コイウタ 牝4 55 吉田隼人 差し 差はない
70 8 18 サンバレンティン 牡6 57 角田晃一 追込 連闘注意
72 7 13 ローレルゲレイロ 牡3 56 和田竜二 先行 巻返期す
70 8 16 ピカレスクコート 牡5 57 秋山真一郎 差し ゲート課題
72 3 5 ローエングリン 牡8 57 武幸四郎 自在 引退レース

本来なら不動の◎ダイワメジャーが今季ひと息。一時は出走も危ぶまれたが「出走させる限りは状態面に不安はないと思ってほしい」(上原師)。注目の最終追い。前走アクシデントの影響は窺えず天皇賞時より動いたが全盛期の唸る勢いはない。今回先行型少なく展開は断然ダイワ有利、貫禄で押し切るシーンも十分だが○まで。後藤マイネルシーガル◎。強い3歳世代でマイル路線では屈指の存在、ここにきての充実著しく通用十分。強気で鳴る後藤の積極戦法で有力古馬陣を一蹴してくれよう。条件好転カンパニー▲。ペリエ=フサイチ注、穴中の穴は安田3着・叩き2走目1-2-0-1ジョリーダンス△。前走不利・鞍上岩田が腕撫すキングストレイル×。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
8
7
11
12
9
○ダイワメジャー
…スーパーホーネット
…スズカフェニックス
…アグネスアーク
▲カンパニー
安藤勝己
藤岡佑介
武  豊
藤田伸二
福永祐一
1人気
4人気
5人気
2人気
3人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
8
7-8
8-7
7-8-11
8-7-11
380円
1,870円
3,120円

5,000円
24,050円

レース回顧
またしても安勝。そしてまたしてもダイワ。2週連続淀のGIを安勝とダイワの兄妹が制圧した。2連勝でここに挑んだ昨年とは成績的に大きく見劣った今年のメジャー。一部で体調不良説、果ては引退説までまことしやかに流れたが全く根も葉もないデマであったことが証明された。勝ち時計1.32.7は昨年と同タイム。前半46.4−後半46.3のイーヴンペースだったが逃げたフサイチリシャール12着、ローエングリンがどん尻負け。ダイワ以外掲示板に上がった馬は全て後方待機だっただけに先行馬にとって数字以上にキツい流れであった。これを好発から3番手に抑え4角先頭、そのまま後続の差し馬勢を断ち切ったのだから強いの一語。それにしても今更ながらだがしたたかな安勝の好(巧)騎乗。4角。内で粘り込み図るフサイチリシャール、マイネルシーガルを外から横圧し競り潰すや、次なるターゲット、外から迫るスーパーホーネットに馬体をジワッと寄せる。一瞬差し切る勢いに見えたスーパーだがダイワのオーラ(威圧感)に気圧され怯んでしまう。この辺りが人馬の格の違い、貫禄の違いというものだろう。2頭に次いでアグネスアークが懸命に粘るところ、外から武スズカフェニックスが差し込み意地の3着。本命不在、大混戦と評された今年のマイルCSだったが終ってみれば単勝1〜5人気が掲示板という至って平穏な決着。当社が穴に狙ったマイネルシーガル、ジョリーダンス、フサイチリシャールは枕を並べて討ち死に。しかし力を出し切っての負け。人気の差し追込み決着で外れなら本望。決して負け惜しみではない。人気通り/能力通りの予想では年間トータルで絶対に儲からないのが競馬だ。

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