○メイショウサムソン
◎アドマイヤメイン
×ドリームパスポート
…マルカシェンク
…ロジック

福永マルカシェンク、武アドマイヤムーンがスタート安目。◎善臣アドマイヤメインがジワッとハナ、外から掛かり気味にフサイチリシャール。しかしボスがガッチリ押さえ込む。このため2角で団子状態の超スロー。千通過1.02.4。ダービーでこんな数字はちょっと記憶にない。あまりのスローに終始口を割っていたヴィクトリーランが3角手前で故障、競走中止。とにかく外が伸びない今の府中、先行してインを突くしか勝機はないわけだが、4角でもインはギッシリ。▲藤田トーホウアランは何度もブレーキをかける不利。後方に位置していた馬にはかなり厳しい競馬。所謂距離ハンデが付いた格好で◎アドマイヤメインと○メイショウサムソンのマッチレース。あと百。外から余裕綽々の手応えで石橋メイショウサムソンが堂々と交わし去る。着差こそクビだが完勝といっていい勝ち方。競馬学校1期生のベテラン2人が凌ぎを削り、苦労人石橋守が見事ダービージョッキーの仲間入りを果たした。思えば柴田政人、河内洋がダービーを獲ったのは引退寸前、武ですら10年以上かかっている。2人気に推されていたが、初騎乗岩田がアッサリ勝てるほど簡単なレースではなかった。